気候科学の多くは翻訳されていない

世界翻訳ニュース

科学出版物のほぼ90%が英語で書かれており、地球上の約4分の3以上の人々が母語で気候変動に関する文献を読めず、この人類にとって最大の脅威についての対話や意思決定から排除されていると言われている。

この課題に対処するため、米国拠点の団体が、多数のボランティアの協力のもと、気候に関する情報について、AI等の技術も駆使して100を超える言語に翻訳しているほか、英国では環境概念を表す新しい手話の開発などの取り組みがある。