伊藤孝幸氏が国際ロボット連盟(IFR)の新会長に選出された。
同氏は、新たに副会長に選出されたジェイン・ヘフナー氏とともにIFRを代表することとなる。
これまで副会長職にあったファナックの伊藤孝幸氏は、2022年から交代で会長を務めてきたABBのマリーナ・ビル氏の後任となる。「ロボット業界のアンバサダーとして大きな功績をなした前任のマリーナ・ビル氏からバトンを受け継ぐことを光栄に思います。現在、全世界が産業およびサービス分野の自動化に伴う急変に直面しています。IFR副会長に選出されたモバイルインダストリアルロボット社のジェイン・ヘフナー氏とともに、連盟トップとしての使命に積極的に取り組んでいく所存です」と伊藤氏は述べた。
伊藤氏はロボット産業で40年以上の実績を持つ。現在、山梨県忍野に本社を置くロボットメーカー、ファナック株式会社で技監を務める。 1981年以来、伊藤氏は同社で要職を歴任し、1997年にはFanuc Robotics in North Americaの上級副社長に就任。2002年、ファナック日本本社に戻ると、ロボット技術センターの所長に任命された。
IFRの新副会長に就任するジェイン・ヘフナー氏は、自動化、ロボット、自動車、航空宇宙産業をはじめとするテクノロジー主導型産業で20年以上の経験を持つ。
現在は、自律移動ロボットのトップメーカーであるモバイルインダストリアルロボット(MiR)社でグローバル営業本部長を務め、デトロイトを拠点として、同社のグローバル販売戦略とその展開を統括している。MiR社に入社する前は、ABBロボティクス社やその他の主要産業用製品メーカーで指導的役職を務めた経歴を持つ。
詳細は、www.ifr.orgで確認できる。
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