米カンザス、機械翻訳を使用した警察の取り調べは無効と連邦裁判官が判断

世界翻訳ニュース

Omar Cruz-Zamora氏は、去年の9月、米デンバーからカンザスに車で移動していた際、警察に呼び止められた。車内捜索の結果、コカインなど14ポンド(約6.35キログラム)の薬物が見つかった。Cruz-Zamora氏はメキシコ人でスペイン語を母国語としていたため、警察は機械翻訳を使って取り調べを行ったが、裁判でCruz-Zamora氏側は、機械翻訳の結果が意味不明のスペイン語になっていたため、氏は質問自体を理解できず、車内の捜索に合意もしていないと主張、これが認められる形となった。