米国切削工具協会(USCTI)と米国製造技術協会(AMT)によると、2024年3月の米国切削工具消費総額は2億1,240万ドルであった。この金額は「切削工具市場レポート」参加企業からの報告を集計したもので、前月の2億1,460万ドルからは1.1%減、前年同月の2億2,560万ドルからは5.8%減となった。2024年の年初来累計は、前年同期比2%増の6億3,150万ドルとなった。
AMT切削工具製品グループのジャック・バーリー議長は、次のように述べている。「ボーイング社でのトラブルにもかかわらず、航空宇宙・防衛関連製造業向けの切削工具の出荷は引き続き非常に好調だ。第1四半期のデータによると、切削工具とツーリングの消費は、現在の工業生産状況と歩調を合わせ、緩やかな水準で推移している。これは、生産活動がやや停滞していることを示しているのかもしれない」
「ほとんどの業界で新規事業計画はあるものの、インフレや選挙結果を懸念してか、実行には消極的な顧客が多い。工作機械の新規受注が減少傾向にあるにもかかわらず、工場の稼働に必要な切削工具やその付属品が依然としてそれなりに好調に推移していることは非常に興味深い」
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