日本政府と大手漫画出版社が漫画の輸出促進のためAI翻訳に巨額投資

世界翻訳ニュース

日本政府と大手漫画出版社等の10社が、AIを使った漫画翻訳を行うスタートアップ会社に29億2,000万円投資することが明らかになった。同社のAI翻訳は人間の10倍の速度で翻訳でき、およそ一巻を2、3日で完成させる能力がある。この能力を活用して、日英翻訳される漫画の巻数を大幅に増やすとともに、対象を他の言語にも拡大して世界中の漫画ファンに供給する計画だ。
この取り組みにより、55億ドル規模ともいわれる世界の海賊版漫画市場に対抗し、著作者やその作品を保護することも視野に入れている。