顧客のニーズがLSPのサービス拡張を促進(ALCアンケート調査結果)

世界翻訳ニュース

Association of Language Companies(ALC)が最近実施したアンケート調査によると、過去3年間にサービス内容を拡張した言語サービスプロバイダー(LSP)は全体の55%に上り、その主な理由は、既存の顧客のニーズやリクエストに応えるためであった。この期間にこれらの企業で追加されることが多かったサービスは、eラーニング、ライブキャプション、機械翻訳のポストエディット、遠隔同時通訳、ボイスオーバー(読み上げ機能)などである。

一方、翻訳関連企業と通訳関連企業とではサービス戦略において違いが見られ、翻訳関連企業のサービス対象は比較的多様性があり、メディアのローカライズ、通訳、文字起こし、キャプショニングに加え、AI関連のサービスにも対象を拡げていく傾向が見られる。