建設業界も工作機械への投資を増やしている。建設機械受注台数は2023年5月に前月比で倍増し、このままのペースが続けば2012年以来の最高水準となりそうだ。同月には建築金物、ネジ、ナット、ボルトの各メーカーからの工作機械受注も大幅に増えている。生産能力拡大へのニーズが高まる背景には、住宅建設の増加があると考えられる。実際、5月の新規住宅着工件数は飛躍的に増加し、新規許可件数も年初から増加傾向にある。こうした最近の住宅建設の増加に加え、新規製造施設への実質建設支出も2021年末から倍増している。
「2週間前に第1四半期GDPが上方修正され、雇用が引き続き好調であるなど、経済全般にとって明るいニュースがあるにもかかわらず、工作機械業界には減速の兆しが見えている」と、米国製造技術協会(AMT)のウッズ会長は言う。「米連邦準備制度理事会のジェローム・パウエル議長は6月14日の記者会見で、耐久消費財メーカー、つまり工作機械の需要家は、経済全体よりも先に金利上昇の影響を実感することになるだろうと言及した。広範な景気後退は避けられても、工作機械業界が下降局面に入ることがあり得るということは、2016年の経験からも分かっている。多くのエコノミストが予測しているように、現在の経済状況は果たして2001年よりも2016年に近いのか。それが分かるのは、時間が経過し、より多くのデータが得られてからだ」
詳細は、www.amtonline.orgで確認できる。
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