ネパール語の記述規定変更における論争

世界翻訳ニュース

ネパール政府は5年前、ネパール語が基となるデーヴァナーガリー文字の記述規定の変更を実施したが、言語学者間との合意なしに決定されたこの変更について、現在も論争が続いている。
この規定変更により「社会的アイデンティティの基本的表現である言語の喪失につながる」等といった懸念の声も出ている一方で、今回の変更は単なる文字の標準化にすぎず、論争の原因は、情報の少なさと議論の不十分さによるものだと指摘する者もいる。