「驚くべきペースの変化」:AIが気候情報の翻訳を促進

世界翻訳ニュース

気候情報を100言語以上に翻訳する若手ボランティアのネットワークが、Googleの新しい人工知能ツールを活用し、翻訳のペースを大きく加速させている。9,000人のボランティア翻訳者を擁する同ネットワークでは、2020年以来500,000語を翻訳してきたが、AIを搭載した最新のプラットフォームを利用することで、結成後最初の2年間と同等の量を3ヶ月で翻訳したという。

科学的な情報は英語で発信されることが多い一方、気候危機の被害を受ける人々の多くは英語が母語や第二言語ではないため、気候情報を様々な言語に翻訳し発信することは重要である。