「言葉は平和への武器となる」

世界翻訳ニュース

国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルでは通訳や翻訳などを行っているが、近年、翻訳量が急増している。アムネスティが手掛けるLanguage Resource Centerでは、世界各地の言語のプロフェッショナルたちをバーチャルで繋げている。2015年の人権分野の翻訳は900万語程度だったが、2016年は前半だけで490万語に上るという。

「我々の考えを伝える方法として、翻訳は大変重要です。体を傷つけあう戦いでは、人権を守ることはできません。代わりに我々は言葉で戦うのです」とアムネスティの翻訳部門トップ、Lucio Bagnulo氏は語る。