ハーバード大学で人気のアメリカ手話コース

世界翻訳ニュース

ハーバード大学が今夏、20年ぶりに復活させたアメリカ手話(ASL)のコースの初回クラスに、定員の15人を大幅に上回る70人余りの学生が現れた。

今回、ハーバード大学でASLクラスの再導入が実現したのは、2014年度に実施された学部生審議会の投票など、様々な学生および教員の取り組みが功を奏したもので、今年は最終的に定員数を増やして20人の学生が同コースを受講できることになった。

このコース特徴は、子どもが人から話しかけられて学んでいくのと同じ様な感覚であるように、通訳を使わないことや、聴覚障害者に対する差別についてのドキュメンタリー映像を見せて、聴覚障害者コミュニティの文化に重点を置いていることなどである。