ハワイ王国滅亡の後、ハワイ語は法律により学校などでの使用が禁じられた。その後90年間でハワイ語の使用者は激減し、主に年長者しか話せない言葉となった。
消滅の危機に瀕していたハワイ語だが、1980年代、ハワイ語を復活させようと言語活動家たちがHawaiian Lexicon Committee(ハワイ語語彙委員会)を立ち上げた。彼らは現代でも通用する新しいハワイ語の言葉を作るだけでなく、ハワイ語を使う幼稚園を作った。この試みはハワイの島々で広がりを見せており、今やハワイ語を最も学んでいるのは子供たちだという。