翻訳者として働きつつ、デンバー大学で教鞭も取るRiccard Schiaffino氏が、自身のブログで翻訳支援ツールについて述べている。冒頭を以下に紹介する。
多くのプロの翻訳者はCAT(コンピュータ翻訳支援)ツールを利用している。しかしCATを利用しない翻訳者たちは、CATを使うことにより翻訳者自身の文体が失われてしまうし、特に時間の節約にもならないと主張する。
CATについては賛否あるが、利点と欠点があると思う。CATの利用に適さない文章も確かにあるが、例えば、訳語検索の機能により、類似したワードやフレーズを自分が依然どう訳したかを、曖昧なものも含め検索してくれるなど、使い方によっては大変役に立つ。