ATA(全米翻訳者協会)が、運営する翻訳・通訳者のためのウェブサイト「The Savvy Newcomer」の中で、フリーランス翻訳者Jamie Hartzのブログ記事を紹介している。Hartz氏は記事の中で、フリーランス翻訳者が仕事の受注の波などの「浮き沈み」を上手に乗り切るコツについて書いている。その一部を紹介する。
フリーランスは波乱万丈だ。暇だったり忙しかったり、大変だったり楽だったり。孤独だし、全てのことは自分で決めるというストレスもある。自宅がオフィスだから、子供やご近所さんやペットや家事に仕事を邪魔される。そんな浮き沈みの激しい仕事なのに、フリーランス翻訳者・通訳者の仕事への満足度はとても高い。なぜならフリーランス翻訳者の多くは「浮き沈みの対処術」を知っているからだ。なかでもフリーランスのキャリアの鍵を握る「沈み」の対処法について、現役フリーランス翻訳者の立場から共有しよう。
・オフ時間は自分営業に使おう
安い仕事に自分の時間の99%をかけるより、高い仕事に50%かけて、残りの50%を自分の営業企画に費やしたほうが良い。時間があるときは自分のウェブサイトを見直そう。