技術的な進歩に伴い、世界がより狭く小さくなる中、翻訳業界は2016年にどう変化していくだろうか?
英国の翻訳会社K Internationalが、自社のブログ記事で予想している。
まず、翻訳を真剣に捉えている企業は成果を得ることになる、と同社は指摘する。特に、電子商取引やその他のインターネットを使ったビジネスにおいて、翻訳は、勝負に勝つための非常に大きな機会になるという。
次に、多言語ウェブコンテンツの需要が飛躍的に増加する、としている。インターネットユーザー数が毎年増加する中、翻訳コンテンツの需要はしばらく減ることはなく、主要言語に限らず少数派言語にも同様のことが当てはまるとのことだ。
記事ではその他に、多言語SEOが必要不可欠になること、モバイル最適化が極めて重要になること、機械やクラウドソーシング翻訳は成長するが、人間による翻訳には勝らないことなどが予想として挙げられている。