インドのマハラシュトラ州政府は、全州職員に対し、公式文書の翻訳にGoogleの無料オンライン翻訳サービスを使用することを禁止した。
この措置は、マハラシュトラ州が発行した、扇動罪に関する回覧文書のマラーティー語版に誤訳があったことを受け、2015年12月21日に州政府より正式通知されたもの。
2015年8月27日に発行された当該文書は、インド刑法(IPC)124A項に基づく、人を扇動罪で告訴するための必要条件に関する部分に誤訳があり、それを認めた州政府は後に同文書を回収していた。この件は、議論を巻き起こし、同州にとっては極めて後味の悪いものになっていた。