米国人はアフリカ言語をもっと学ぶべきだとするフリーライターEvan Fleischer氏の寄稿文がビジネスニュースサイトQuartzに掲載された。
2011年の米国国勢調査で、アフリカ言語を話す5歳以上の米国人はたった884660人であることが明らかになったが、アフリカ言語、特にヨルバ語、コサ語、スワヒリ語、アムハラ語を話す人の数は全世界で2億1000万人に上ることから、これらの言語の習得を米国人は検討すべきであると、Fleischer氏は提言している。
また、米国はフランスに次いて2番目のアフリカ投資国であるという。ファイナンシャル・タイムズによると、昨年米国企業が発表したアフリカ向けプロジェクト数は国別で最も多い97件、米国企業による対アフリカ投資額は国別で3番目に多い80億ドルとのことだ。このことからもFleischer氏は、米国は経済的にも社会学的にもアフリカ言語の習得を後押しする要因を数多く有していると指摘している。