MS Excel ページレイアウト編(その1)

原文ファイルのトリセツ

皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。

寒さが本格化しておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

本日は、Microsoft Excelのページレイアウト機能についてご紹介します。Excelは、印刷レイアウトがWordと違って見えづらいため、プリントアウトして見切れやはみ出しなどに初めて気づくことが多いです。翻訳やチェックの対象テキストにも関わるケースもありますので、よく知っておくことが大事です。

 

まずは、[ページ レイアウト] タブの [ページ設定] ダイアログボックス内の主な項目について触れていきたいと思います。

※画面はMicrosoft 365のWord(2023年2月現在)です

 

・[ページ] タブ

ページレイアウトの縦横切り替えや、印刷時の拡大縮小、用紙サイズなどの設定ができます。ページレイアウトの縦横切り替えを行う [印刷の向き] は、規定では縦になっており、シートごとに設定を分けられます。

・[余白] タブ

印刷時における上下左右の余白と、ヘッダーとフッターの長さ調整が行えます。また、[ページ中央] では、既定ではページ全体が左上寄せで印刷されるのを、水平方向や垂直方向で中央に配置されて印刷されるように選択できます。

いかがでしたでしょうか? 主に表計算ソフトとしてExcelは使われていますが、ページレイアウトや印刷向けにもさまざまな設定ができることがお分かりいただけたかと思います。

 

次回は、[ページ設定] ダイアログボックスの続きのお話をしたいと思います。