AppleやMicrosoftに次いで、世界で最も価値の高いブランドのひとつとされるGoogle。社名自体が「to google(動詞)」や「googling(分詞)」として使われ、日本語でもネット検索することを「ググる」などと言うことが一般化している今、なるべく早くその商標を守る必要があるとGoogleは考えているようだ。さもなければ、かつては有名なブランド名だったaspirin、cellophane、escalatorなどのように、商標としての法的保護を喪失したために、普通の言葉として一般化してしまうかもしれない。
対してBand-AidやKleenexなどは名詞として一般化しているものの、会社の努力により商標登録に守られている。現在、動詞としての利用が一般化しているXeroxやFedEx、Skypeなども同じ問題に直面しているが、Googleほどの速さで言語が一般化するケースは無いという。