英国ウェールズで外国語を学ぶ学生の数が急減

世界翻訳ニュース

ブリティシュ・カウンシルおよびCfBT Education Trustが発表した調査報告書によると、英国ウェールズの中・高等学校で外国語を学ぶ学生の数が急速に減少している。

この調査はウェールズの約3分の2の中・高等学校を対象に行われたもので、2005年に12826人であった外国語を学ぶ学生の数は、2014年にはその3分の2となる8601人にまで減少した。

同報告書は、この問題の原因を予算削減や、過剰なカリキュラム、ウェールズ政府の評価システムにあるとし、改善の見込みはほとんどないと指摘している。

これに対し教育大臣は、卓越した研究拠点となる学校の設置を含む「抜本的で新たな取り組み」を実施すると発表した。