フランスの文化大臣で仏独英の3カ国語を話す、韓国生まれのフレール・ペレリン氏が、母国語を保護するこれまでの国の方針を180度方向転換すると表明した。これは、フランスにとっては革命とも言える出来事である。
ペレリン氏は、外国語について、恐れるべきものではなく自国語を豊かにするものとして考え、また、現実に目を向けて言語的多様性に対して不要な障壁を築いてはならない、と述べている。この発言は、アカデミー・フランセーズ会員が支持するフランス語保護法が公式に方向転換することを表している。
アカデミー・フランセーズは、よく使われる英語表現になんとかフランス語をあてようとして、しばしば揶揄の対象となっている。