The Guardianで音楽のコラムをオンライン連載しているPeter Kimptonが、3月6日のコラムで言語のリズムについて述べている。冒頭部分を紹介する。
様々な言語に触れる時、あなたはリズムを感じるだろうか? そのリズムは言語によって異なると思うだろうか?
世界の言語にはもちろん多くの違いも存在するが、世界の言語同士は数千年もの時間をかけて影響し合いながら変化を続けてきたため、共通点も多いはずである。
2010年にオックスフォード大学は、英語、フランス語、ギリシャ語、ロシア語、中国語のリズムのアルゴリズムを比較調査した。すると驚くべきことに、これらの言語には例外なく、リズムの大きな違いが無いということが分かった。言語のリズムのパターンは本当に普遍的なものなのだろうか? 答えは音節の量に隠されているようだ。