【マネジメント】 継続的改善はなぜ重要なのか -4

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では、継続的改善の文化を奨励するには、何が一番効果的なのだろうか。 スミス氏(ジム・スミス品質研究所社長)によれば、従業員に継続的改善の取り組みを奨励するために従来から使用されてきた手段は報酬だという。しかし、継続的改善を「生き方」として実践してもらうには、経営陣が継続的かつ目に見える形で後押しすることが最も効果的で、 「あらゆる人を大切にし、信頼と誠実さをもって接する環境こそ、継続的改善の推進力となる」と言う。

 
ペイファー氏(アメリカ品質学会(ASQ)理事)は、経営陣に対し、言葉と行動の両面で後押しすることのほか、推進を阻む障壁を取り除くことや、各組織、特に現場の作業者に必要なリソースを確保することを促している。

 
一方、ミデンス氏(ショップロジックス社社長)は、変革実行チームを中心とした昔ながらの体制を勧める。

 
「通常は、社内の専門家と外部の専門家の混成チームの方が、ベストプラクティスと社内ノウハウをバランス良く活用できる。チームの中には、継続的改善専任のメンバーを少なくとも複数置くべきだ。生産部署が片手間でやるような活動ではダメだ」と彼は言う。

 
その上で、確たるデータに基づく客観的プロセスを構築し、テクノロジーを活用することが有効だという。

 
「特に、強力なプロセスを打ち出し、そのプロセスを可能にするテクノロジーを選択すれば、社内からの賛同が得やすくなる」と説明する。

 

 

 

(-5に続く)

 

 

※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。