かつてはオタクの趣味と揶揄されていた架空言語だが、現在は架空言語に関する様々な開発が行われ、言語ファンたちを喜ばせている。
ソフトウェアのリビングランゲージ社は『ゲーム・オブ・スローンズ』のファン向けに、ドラマ内で騎馬民族ドスラク族が話す架空言語、ドスラク語を学べる総合コースを開発。アップル社に至っては、『スター・トレック』のクリンゴン語のキーボードがiOS8で利用できるそうだ。
「架空言語は今でこそ話題だが、つい数年前までは言語を創造するなどくだらないと言われていた」と専門家は語る。『ロード・オブ・ザ・リング』の作者トールキンでさえ、架空言語の創造が趣味だったことを「恥ずべきこと」として長らく隠していたほどだ。