カナダ下院の外部翻訳者採用に抗議の声

世界翻訳ニュース

カナダの下院にあたる庶民院が、翻訳者の深刻な不足を補うために、連邦議会の認定を受けていない外部の翻訳者を雇用し始めたことに対し、認定翻訳者が抗議の声を上げている。国際的な翻訳者団体は、翻訳の品質が脅威に晒されていると訴え、野党である保守党も機密情報のセキュリティに対する懸念を表明。一方、与党下院院内総務は、翻訳サービスの重大な欠落を埋めるには、外部翻訳者の採用が不可欠であると主張している。