日本政府のAI漫画翻訳の取り組みに対して日本翻訳者協会が異議を表明

世界翻訳ニュース

日本翻訳者協会は、AIを使用して大量の漫画を翻訳するという日本政府と一部の企業による取り組みに対し、異議を唱える意見書を発表した。コンテキストを正しく推測できないなどのAIの現状での限界と、監視不足とによって質の悪い翻訳が大量に生成される可能性がある。引いては作品自体の価値低下や正規版の信頼低下による海賊版の需要増をもたらし、結果的に日本のソフトパワーを損うおそれがあると警告している。