納期順守を徹底する
組織は締め切りに追われる。プロジェクトの初期段階でスケジュールの遅れがあった場合、決められた期限に間に合わせるよう努力し、不利益を避けなければならない。品質部門は、付加価値が生まれる場所とタイミングを特定し、ボトルネックの解消に取り組むことで、プロジェクトや各工程の迅速な完了とスケジュールのスピードアップに貢献できる。
場合によっては、機動部隊となり、調達先や取引先に出向いて、承認や納品を催促することも可能だろう。品質部門が分割納品など柔軟な対応を調整し、管理すれば、納期が順守され、物流上の課題が増えても対処できる。一例として、品質部門が調達先に出向き、納品前に部品の機能検証を済ませることで、納品後の部品を目視検査だけで最終出荷品に使用できるようにする、といったケースが考えられる。
このような取り組みから具体的な効果が得られれば、部門間の協力と結束につながるとともに、付加価値がどこで生まれるのかが明確になるため、時間のかかるボトルネックを洗い出して解消に乗り出せる。こうした気付きは、資材に関する配送、業務、プロセスや関連する管理体制の再編成、順序の見直し、再構築に役立つ。また、バーコードを導入するなどして通信を自動化すれば、より正確な情報を伝達できるようになる。
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