— 形式にとらわれず活動の幅を広げよう —
会社内では、品質担当者が厳密な意味での本来の役割を超えた形で他の部門をサポートするよう求められる場面がある。具体的にそれがどのような状況か、そして、こうした求めに応じて関与することでどのような建設的成果が得られるかを、以下に説明する。
組織の中で存在感を発揮する
緊急度の高い全社的な取り組みに対応するため、ほとんどの従業員に追加の仕事が課され、日常業務が増える場合がある。私が実際に遭遇した例では、全社的な棚卸しがこれに該当する。具体的には、四半期または半期に一度、原材料、仕掛品、完成品の帳簿上の在庫について現物の場所を特定し、数量を確認し、その差異を報告するというものだ。
これは品質担当者にとって、プロセス改善を通じて在庫誤差の原因を特定・削減することの重要性を示したり、自身の能力を実証したりするための建設的な機会となる。また、部門を超えた社内の結束を生み、異なる立場の人への配慮を促す効果もある。
さらに、正確な在庫量に基づき新たな四半期をスタートさせることで、品質部門は以前より高い精度と自信を持って、予測、提案、解決策に取り組むことができる。現物確認、生産現場での参照、会計上の数値を通じた複数の検証機会を設けることをルール化すれば、会社全体の整合性と立証性を重視する考え方が促進されるため、他の取り組みにも良い影響を与える可能性がある。-
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※原文記事前半を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。