さらに上の非破壊検査資格を目指す – 2

品証・品管ニュース

非破壊検査のレベルⅡ資格者がその上のレベルの資格を取得するには何が必要だろうか。まず、社内のレベルⅢ資格者や会社自体がそれを望んでいるとは限らないので、過度な期待を抱くのは禁物だ。新たなレベルⅢ資格者を育成するために会社が費用を負担してくれるなどとは期待しないほうがいい。だからといって、あきらめてはいけない。レベルⅢは全米で認知された資格であるため、取得すればそれに値する人材であることを社内の全員に理想的な形で示すことができる。米国品質管理協会(ASQ)が認定する資格である経営監査士(CQA)や品質技術管理士(CQE)などが専門性の証であるのと同様に、米国非破壊試験協会(ASNT)のレベルⅢ認定は、特定の検査分野における幅広い能力を証明するものだ。取得するには、自分の時間を使って何時間もさまざまな資料で勉強する必要がある。何もせずにレベルⅢの資格を手に入れられる人などいない。真剣に努力してはじめて取得できる資格だ。現在、ASNTの認定試験施設は多数あり、20年前のように受験のために他の都市や州まで出向く必要はなくなった。

 

ASNTの試験範囲は幅広く、工業用途と航空宇宙用途の両方が含まれる。各試験には検査規則や規格の理解を問うセクションがあるため、そのような文書に精通しておくことが極めて重要である。たとえば、超音波検査に関する試験は4時間かかるが、これを受験する場合、AWSD1.1/D1.1Mのような接点溶接検査規則や、ASTM E2375(工業分野)またはAMS-STD-2154(航空宇宙分野)のような浸漬規格について勉強しておく必要がある。ASNTの試験では通常、ここに挙げたものと酷似した独自の演習用規則・規格が使用される。これ以外の非破壊検査分野でも、航空宇宙規格と工業規格にはそれぞれ異なる対象範囲がある。

 

 

 

 

 

 

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※原文記事を機械翻訳+人手校正(ポストエディット)にて作成しております。