多言語国家への第一歩として、英国史上初となる国立言語博物館がまもなく期間限定で各地の中心部にオープンする。それに伴い、オンラインの学習サイトも数多く用意されている。
これはケンブリッジ大学を拠点とするプロジェクトのひとつで、芸術・人文学研究会議(AHRC)が出資している。ケンブリッジ大学でフランス哲学および言語学を教えるウェンディ・エアーズ・ベネット教授は、多言語の使用について多くの人に興味を持ってもらうために、このような博物館は重要だと語り、「このプロジェクトを始めたとき、犬の首輪や芝刈り機の博物館はあるのに、言語の博物館がイギリスにないことに驚きました。」と述べている。