インドのMinistry of Electronics and Information Technology(MEITY)が、すべてのスマートフォンに、英語とヒンズー語に加えてインドの公用語を2017年7月までに導入するよう定めたと、オンラインニュースメディアVCCircleが報じた。
インドでは今年も、アナリストの予想に反し、フィーチャー・フォンの売り上げがスマートフォンを上回った。これは、スマートフォンが地方の言語をサポートしていないため、実用性が低いと見られていることが、ひとつの理由であると言われている。
インドには10000人以上が話す言語が122言語ある。今回の政府の決定を受け、現行のコンテンツやサービスの翻訳は急速に進められるが、地域のオリジナルコンテンツの地方言語対応こそが、地方の人が本当に必要としているものであろう。