カナダロイヤル銀行(RBC)は8月26日、銀行取引を行う顧客に向けて、通訳者へのビデオアクセスをリアルタイムで提供する新たな言語アプリを導入した。
このオンデマンドビデオサービスは、顧客が英語以外の言語で銀行員とやりとりをしたい場合に、銀行員がタブレット画面に通訳を呼び出すシステムで、通訳がメッセージをスクリーン上に表示できるホワイトボード機能も、オプションとして装備されている。現在、中国語、アラビア語、ロシア語など12言語をはじめアメリカ手話でも提供されており、その数は今後さらに増える予定であるという。
カナダでは英語を母語としない移民の数が増えているため、銀行の手続きに関する通訳サービスのニーズは高まっている。