ポーランドにおいて多言語の翻訳・ローカライゼーションサービス事業を展開するTranslators FamilyのCEO、Oleg Semerikov氏が翻訳の必要性について言及した記事をブログ上で公開している。その一部を以下に紹介する。
現代社会は均質化に向かっていると、安易に信じがちだ。ここ1、2世紀のあいだに見られる航空業や工業力の発展や、高速化された通信業のおかげで、世界は小さくなったように感じる。現代のビジネスは国境や文化の壁を越えて広がり、誰もが同じ言葉を話す。これは本当だろうか。
そんなことはない。いかに経済が繋がりビジネスが国境を越え、教育レベルが上がり外国語を話す人が益々増えようと、むしろそうであるからこそ、切迫した翻訳のニーズはなくならない。いまや、一つの商品を提供するのに英語だけ、あるいは一つの言語だけで対応するのでは不十分である。国外市場で成功するためには、他言語によるマーケティングと顧客サポートは、これまでにもまして、不可欠のものとなっている。