辞書の出版で知られる英マクミラン出版社が、このたび辞書の改訂を行った。「かつてない大掛かり」な改定内容について、自社のブログで紹介している。冒頭を以下に紹介する。
マクミランは定期的に改訂を行っていますが、今回はかつてない大掛かりなものになりました。通常通り辞書全体にわたって追加と改正を行いましたが、今回は600を超える変更があり、そのうち400余りが全く新しい語です。内容を見てみましょう。
近年多くの新しい言葉を生み出している社会活動・経済活動の分野から、かなりの新語が加えられました。例えば我々が数年前に追加した「ゼロ時間契約」は終身雇用制度からより不安定な雇用形態への移行傾向を反映した言葉ですが、そこから生まれた現象が「concierge economy(アプリなどを使っていつでもどこでも利用できるモノやサービスから成る経済活動)」です。