ツイッターではあらゆる略語やスラングが使われているように見えて、じつは会話の時と同じようなマナーが守られている。米ジョージア工科大学の研究によると、ハッシュタグを使用するときにはあまり略語や絵文字を使わずフォーマルに、@マークを使用して少数相手につぶやくときには略語や俗語を使う傾向があるという。さらに、地元仲間にあてたつぶやきにはその地域に特有の言い回しが使われることが多い。
研究チームは、ソーシャルメディアで使われる言語の謎に迫るため、3年分の位置情報つきツイートをふるいにかけた。ソーシャルメディアを通じて世界中の人が会話をしているにもかかわらず、その言語に地理的偏りが見られるのは、相手によって使い分けられることで地元の言葉が拡散しにくいからだとわかった。