皆さま、こんにちは。ホンヤク社の成田です。

もうすぐバレンタインデーですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は過去の復習編ということで、前回までに取り扱った各種機能をはじめ、それ以外にも知っておくと便利なさまざまなExcelのショートカットをご紹介します。

・シート全体の選択

⇒Ctrl + A + A で、シート全体を選択できます。Ctrl + A のみでは、Excelの場合は全体が選択されず、アクティブセル領域（選択しているセルまたはセル範囲から、すべての方向の最初の空白行または空白列までの領域）が選択されます。シート全体を選択したい場合は、必ずAキーを2回押してください。

・[セルの書式設定] ダイアログボックスの表示

⇒Ctrl + 1 で表示でき、表示形式、フォント、罫線といったさまざまな項目の設定ができます。

・コメントの挿入

⇒セルを右クリックで [コメントの挿入] 、あるいは [校閲] タブ [コメント] 内の [コメントの挿入] でコメントを挿入できますが、ショートカット Shift + F2キー でも行えます。

・検索／置換

⇒Ctrl + F で [検索と置換] ダイアログボックスの検索タブが、Ctrl + H で置換タブがそれぞれ開きます。

Excelでは、Wordと同じように Ctrl + Z（元に戻す）、Ctrl + Y（やり直し／繰り返し）、Ctrl + C（コピー）、Ctrl + V（貼り付け）などが使えますが、Excel独自のショートカットもありますので、いくつかご紹介します。

・列全体の選択

⇒Ctrl + Spaceキーで、選択しているセルの列全体を選択できます。

・行全体の選択

⇒Shift + Spaceキーで、選択しているセルの行全体を選択できます。

・上のセルのコピー作成

⇒Ctrl + Dで、選択しているセルに、その上にあるセル内容をコピー＆ペーストします。通常の貼り付け機能と同じであるため、値の場合は値が、数式の場合は数式が貼り付けられます。

・左のセルのコピー作成

⇒Ctrl + Rで、選択しているセルに、その右にあるセル内容をコピー＆ペーストします。上記の Ctrl + D でも同様ですが、複数セルを選択してこのショートカットを使うと、一番左（Ctrl + D の場合は一番上）のセル内容が他全てのセルにペーストされます。

・数式バーの展開／縮小切り替え

⇒Ctrl + Shift + Uで切り替えられます。通常では縮小（1行表示）状態で問題ないかと思いますが、長い数式が頻出するようなファイルを取り扱う場合に、ショートカットで切り替えられると効果的です。

いかがでしたでしょうか？　Excelには独自のショートカットが他にもたくさんあるため、また別の機会にご紹介したいと思います。

次回は、Excelのページレイアウト機能についてお話しします。