世界でもっとも権威ある世界博覧会の主催者が、英語版ウェブサイトにGoogle翻訳を使ったとして非難されている。
今年5月から開催されるミラノ国際博覧会は「地球に食料を」をテーマとして、食に関わる科学技術を紹介する。およそ150ヶ国が参加予定で、5ヶ月の開催期間中に約2000万人の来場者を見込んでいる。
ところがその中に、明らかな誤訳と見られる文章があちこちに見つかり、激しい非難を浴びている。イタリア語のサイトの記事をGoogle翻訳にかけた文面にそっくりだとイタリア各紙が報じた。
翻訳料金の適正価格を訴えるブログ No Peanuts for Translators は、主催者は十分な予算があるにもかかわらず、超低価格のエージェントと契約したと指摘している。