米生物学者、人間の遺伝子と言語の奥深い歴史を調査

世界翻訳ニュース

米ブラウン大学の生物学者Sohini Ramachandran氏をはじめとする研究者チームは、世界の人口分布圏域における遺伝子および言語パターンを分析し、地理的距離が長くなればなるほど、言語と遺伝子の両方において違いが大きくなることを発見した。

今回の研究は、遺伝子と、言語における特徴的な音、いわゆる音素を分析したもので、遺伝子および言語の違いには、地理的な傾向・軸となるものがあることを示している。
分析結果は米国科学アカデミー紀要に掲載された。

同紀要には、この他にも、地理的に孤立した地域では遺伝子と言語がどう異なって進化したかなどの分析結果が紹介されている。