外国語を学ぶと、年齢に関わらず脳が活性化される

世界翻訳ニュース

米ノースウェスタン大学が最近発表した研究結果によると、2カ国語以上話すことは脳を常に活動的にするため、脳にとって難しい他の作業にも対応しやすくなるという。今回発表された研究は、MRIを使って脳の共活性化および作業分布を調査したもので、バイリンガルは1言語しか話さない人に比べ、似た発音の単語が含まれている単語群から正しい単語を選出する能力に長けていた。これは、脳が活発に動くと認識力が高くなることを示しており、情報の適切な取捨選択に役立つという。

外国語を学習することは面白く、認知症やアルツハイマー病の予防に役立つほか、世界がより身近になる。ノースウェスタン大学のMarian博士は「外国語の学習に遅すぎるということはなく、少しの学習期間でも効果は見られる」と述べる。